隼人神社(はやとじんじゃ)
鎮座地 岐阜県安八郡安八町北今ヶ渕420番地の1 (字西ノ宮)
御祭神 火須勢理命
江戸時代安政年間の洪水で神社書類が流失した為に創立年代・由緒は不詳ですが、古くより「隼人明神」と呼ばれて、北今ヶ渕村の鎮守社として崇められてきました。
御祭神は火須勢理命(ホスセリノミコト)です。ニニギノ命・木花咲也姫命の第二子として御誕生になられ、弟神が皇室の祖神の御一人で「山幸彦」として知られる火遠理命です。
火須勢理命は隼人一族の祖神とされて、社名の隼人神社もそこからの名です。
隼人一族は宮廷の警護を担当した一族です。美濃一ノ宮南宮大社の摂社にも隼人神社があり、大垣の御首神社由緒として京から関東へ向けて飛んできた平将門の首を南宮大社の隼人神が 射落としたという話が伝わっています。
また、薩摩隼人として知られるように、隼人一族は南九州を本拠にした一族です。西美濃は江戸時代宝暦年間の治水工事で、薩摩の人に御世話になっており、深い因縁を感じます。
現在、銀幣社に列せられ、長くこの地をお守り下さいます神社であります。
境内神社 御鍬神社 豊受大神
祭典 例祭 10月「体育の日」前の土曜日 午後5時
新嘗祭 12月第1日曜日 午前9時
(祭典日時は、年によって変更になる場合もあります。)
出張祭典 (地鎮祭等ご奉仕致します)