滋賀県の伝統野菜
伊吹山麓の古い種類「伊吹大根」の種が京都に渡り、京都から琵琶湖南岸の地域に入って土着したものとされています。 長さ20cmくらいのずん胴型で、葉柄は白くて細いというのが特徴です。主に漬物用として使用されますが、葉も食用に適していて、葉つきのまま漬けて使用するということです。しかし、現在では、F1品種に押されて八日市市の一部でしか栽培されていません。
(野菜果物大百科第91号より)