クルクミン

 今、テレビや雑誌で取り上げられて注目されているのは、ウコンの中の「クルクミン」という成分です。クニッツ・秋ウコンに多く含まれる黄色の成分で、ポリフェノールの一種です。(特にクニッツに多量に含まれています。)
 このクルクミンには、肝機能を助け、免疫力を向上させる働きがあるそうです。また、体内の余分な活性酸素を消去する作用があります。

 活性酸素は体にとって「全く不要のモノ」ではありません。侵入してきたウイルスを殺したりする役目があり、必要があって存在しています。 しかし、増えすぎた活性酸素は、細胞・遺伝子をも傷つけてしまいます。体を酸化させ、老化させてゆくのです。(鉄くぎが、さびてボロボロになるのと同じようなものです。)遺伝子に傷が付けば、癌になる原因にもなってしまいます。
 この活性酸素、ストレスや不規則な生活で、異常増加するのだそうです。ストレスだらけの現代人には、免疫力を高め、活性酸素を消去してくれるクルクミンは、「救世主」かもしれません。

なお、クルクミンは油やアルコールに溶けやすい性質があり、それらと一緒に摂取すると、吸収が良くなります。

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