ウコン利用法
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通常市販されているウコンで多いのは、乾燥したものです。乾燥粉末は、水かお湯で飲めばOKです。粉末を固めた錠剤タイプもありますが、これもそのまま飲めて手軽です。 粉末になってない乾燥させただけの物もあります。これは煎じて飲みます。 これら乾燥したものは、保存しやすく、扱いやすいのが利点です。しかし、ウコンの有効成分には「精油」分があり、乾燥させることによって、その成分は少なくなってしまいます。よって、乾燥品よりも生のままの方が、高い効果が期待できます。
生ウコン利用法
1、かたまりをそのままかじります。 しかし、非常にくせのある味ですので、慣れるまでしばらくかかります。
2、すりおろして、水か湯を注いで飲みます。(カスは漉さずに一緒に飲んで下さい。)
1、2どちらの場合も、1日量は10g程です。これを、朝晩の2回か、朝昼晩の3回に分けて飲みます。ですから、1回分は、ほんの僅かの量です。少しずつ、長く続けることによって、大きな効果が期待できます。
すりおろして冷凍保存すると、利用しやすくなります。保存法ページを御覧下さい。
その他の利用法
「ウコン茶」
水1リットルに対してウコン約20gをスライスして入れ、弱火で煮出します。温かいままでも、冷やして飲んでも構いません。
(上記の方法では、不味くてどうしても飲めない人は、試してみて下さい。但し、効果を考えると、やはり、上記の方法が御勧めです。良薬は口に苦し…。)
「ウコン酒」
スライスしたウコン300〜500gを、1.8リットルの焼酎に漬けこみます。暗冷所で保管し、1〜2ヶ月で出来上がりです。1日に盃2杯ほど飲みます。
(秋ウコンの主成分であるクルクミンはアルコールに溶けやすい為、効率よく吸収することができます。晩酌の習慣のない人にお奨めです。少量の酒は「百薬の長」ですよ。)
「ターメリックライス」
すりおろした秋ウコン(もしくはクニッツ)を、米2合に対して30g程度・塩小さじ半量を、研いだ米に混ぜ、さらにバターかマーガリン大さじ半加えて、普通の水加減で炊きます。黄色い綺麗な色の御飯になります。(クニッツを使った方が香りよく、色も綺麗で素晴らしい出来になります。)鶏肉料理に非常によく合います。
クニッツパウダーも使えます。この場合は小さじ半程度の量が適量です。